お箸の素材
箸の原材料は、その用途・目的に合わせて細かく使い分けられています。
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吉野杉
奈良県吉野地方で採れる良質の杉で、上品な香りと美しい木目を兼ね備えた 吉野杉の割箸は、最高級品とされています。 -
アスペン
弾力性に富んだ、色の白い木。 手持ち感が良いため、おもてなし用の割箸等にも適しています。 -
エゾ松・赤松
ともに木の腰が強く、折れにくいので割箸に最適です。赤松は、 マツヤニ採取のため植林されているインドネシアの赤松を有効利用しています。 -
竹
イネ科の常緑多年草で、折れにくく、密度があるため強くてしなやか。 繊維にそって美しく割れます。3年あまりで成長し、再生も早いため、 森林資源の保護の観点からはすぐれた材料です。 -
吉野桧
美しい光沢とよい香りを持つ最高級品です。 古くはこの木を使って火を得たことから“火の木”と呼ばれます。 -
白樺
カバノキ科の落葉高木で、樹皮の外皮は白色、内皮は淡褐色。腰が強く、 折れにくい材質です。 -
ポプラ
ヤナギ科の落葉高木で、材は白色から灰白色で軽軟です。成長が非常に早い木です。 -
柳
折れにくく、木肌が白い柳。古来から邪気を払い、不浄を清め、 春真っ先に芽を出すおめでたい木とされています。